一人娘の小学校卒業の大切な節目に誕生から12年間撮り続けたかぞく・親戚・友人たちとの日々の記録の私的写真展です
インスタレーション的な会場構成とし、招待客のみのクローズドな空間の為、内部の様子が、うかがえないよう既存のガラスファサードの上に新たなレイヤーとして、段ボールのスキンで覆った。ゲストがワクワクするような仕掛けとして、アーチ+布のアプローチを抜けて会場へ入る演出や人のたまり(紙管列柱の半円)を設けることで体験型の展示空間になるよう意図した。
使用素材はローコストであること・施工がしやすいことに加え、敬愛する建築家である坂茂氏へのオマージュとして紙管・再生可能な段ボールを採用した。
また子どもたちが主なゲストということもあり、カラフルで楽しい空間になるよう意識した。個人的なテーマカラーでもあるフューシャピンクとミントグリーンの肌触りの良い麻布を使用することで住宅設計では手がけたことのない、大胆な配色の演出を今回試みた。麻布は、今後自邸で再利用する予定です。
Special thanks!
駆けつけてくれたゲストの皆さま
設営・モデル協力
友人でもあるshizuku 太田陽貴さん
写真家 香川賢志さん
友人親子 mayo saki mituki
私の家族
サワダ写真館 家族の風景展概要
会期:2025.3.30(Sun)
会場:drop in shizuku
企画・会場構成:サワダユリ建築設計
グラフィックデザイン:サワダユリ建築設計
制作・設営:サワダユリ建築設計
写真:香川賢志
総費用:約10万円(会場費、撮影費含)